概要
スピリチュアルの健康法に水をネタにしたものが多く存在する。
その中にはタダの水を高価な値で売っているものもある。
そもそも水は健康とどのように作用するのか?
シンプルな結論を述べる。
現状
私もかつてアルカリイオン水の健康法を信じて、高価な(効果ない)機材を買ってしまった(恥)
水のウリの例としては、
- 水分子が大きいと効果あり
- アルカリ水だと身体がアルカリ性になるから効果あり
- あるミネラル成分により効果あり
- (逆に)混じりっけのない純粋だと効果あり
等々
水の成分の違いをウリにして高価な水を販売している。
そして、水道水は塩素で酸化しているから身体に悪いなどとというアンチ水道水説で脅すのだ。
事実
人間の身体の60%から70%が水なので、水が身体に大きく影響することは間違いない。
しかし、水の成分にはそんなにこだわらなくてよいはずだ。
なぜなら、地域によって水はそれぞれ異なる成分を持っており、各地域の人々は何の問題もなく各地域の水を利用している。
引越しをするとしばらく体調が悪くなる場合の原因の一つに水が変わるためというのがあるが、そのうち身体が新しい水に適応してくれるおかげで問題はない。
日本の水道水が本当に身体に悪ければ、とうの昔に日本人のほとんどが病気になっていることだろう。
仮説
水と健康についてほぼ間違いなさそうなこととしては、
- 1日に適切な量(1.5L~2L/日)を摂取する(できれば小分けにしてまめに水分を補給する)
位かな。
これを目安にしていれば水は特に害にも益にもならないだろう。
水はミネラルウォーターでも水道水でも特に問題ない(お好みでよい)
ミネラルウォーターは軟水が無難だと思う(ミネラルが沢山入っているミネラルウォーター(硬水)は人によっては合わないことがあり実際に飲みすぎると下痢してしまうこともある)
もちろん硬水もお好みで飲めばよい。
厳密には、食事の中に含まれる水もあるし、労働やスポーツによって汗を大量に出す人とそうでない人との違いにより個人差が大きいため、水の健康法に定番などないのだ。
自分の身体が欲するままに水分を適時補給するのが正解だろう。
くれぐれも、高価な水に引っかからないように注意しよう。
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