概要
本ブログは特定性を否定するルールなので伏字にしているがわかっちゃうよね(笑)本記事だけは許してもらって「ヘ〇シ〇ク」というバイノーラル音の効果について私の体験談を紹介する。
先に結論を言うと、全く効果なしである。それも足かけ5年間位は何度も何度も地道に努力した。ほとんど毎晩聞いていたし、日に何度も聞くこともあった。
もちろん、ヘ〇シ〇クの効果が表れる人もいる。本記事はあくまで効果がなかった実例としての参考になれば幸いである。
現状
まず、バイノーラル音を利用したヘ〇シ〇クを知らない人のために簡単に概説する。
左右の耳から異なる周波数の音を聞かせると周波数の差の脳波が誘導されるというものである。
例えば、100Hzと104Hzの音を左右の耳からヘッドフォンで聞くと4Hzの脳波が出てくるらしいのだ。この4Hzはデルタ波といって睡眠時の脳波だそうだ。つまり、睡眠を誘導することが可能という。
同じように、瞑想中の脳波であるアルファー波やシータ波も同じ原理で誘導できるので、バイノーラル音を聞くと容易に瞑想状態に入ることができるというのだ。
今でも、ヘ〇シ〇クは、Amazonや大型書店、またはネットの専門ショップでCDが販売されているから容易に入手できる。また、それ以外にもメタミュージックといって、通常のリラックスできる音楽にバイノーラル音をミックスしたものも数多く販売されている。
さらに、スマホのフリーアプリでもバイノーラル音を聞けるので、どんなものか試してみることさえ簡単である。
ただし、ヘ〇シ〇クは、誘導するナレーションがあり音楽は無し、一方メタミュージックはナレーションは無く、音楽だけが聞こえるという違いがある(バイノーラル音はどちらにもある)
さらに、ガイドブックや認定されたトレーナーの著書や経験談の書籍も沢山出版されているので、だれでも簡単に始められる訓練法だ。
費用もそんなにかからないが、ヘ〇シ〇クCD一式セットは少し高めの価格である。
そして、ヘ〇シ〇クの効果は自己の意識領域の拡大だけでなく、あの世の入口に行ったり、あの世の霊とあったりすることだ。
過去世を知ることもでき、守護霊と会うこともできる。もっと進めば、宇宙人とのコンタクトも可能だというすごいメソッドなのだ。
事実
ここでも、冷静に現実を見てみることで実態がわかる。
まず、ガイドブックや経験談の書籍やサイトが数多くあること。
これは、ヘ〇シ〇クによってほとんどの人に効果がないことの証拠である。
もし、誰にも効果があればそのようなガイド本や経験談などだれも興味を示さないだろう。
効果がない人ばかりだからそのような本が売れるのである。
また、セミナーによる集団でヘ〇シ〇クを聞くというイベントもある。個人では効果がなくてもセミナーなら効果があるというのがウリである。
それは、別の理由だろう。それは集団催眠効果であったり、セミナーに期待する本人の自己暗示も大きいだろう。
自宅で寝る前に聞く心境と有償のセミナーで聞くシチュエーションは段違いなのは明白だ。
ちなみに、私はヘ〇シ〇クを長年聞くことによって何の効果も得られなかったが、何らかの障害を被ったこともなかったことは事実だ。
少なくとも効果がない段階では危険性は低いのかも知れない(あくまで個人だけの経験からの推測にすぎないが)
一方で実際に、ヘ〇シ〇クのセミナー参加したときや自分だけのトレーニングで様々な効果を体験する人がいることは事実である。
仮説
ヘ〇シ〇クにより効果が体験できる人は何がちがうのだろうか?努力の差?継続の差?いや、違うと思う。
5年間もトレーニングをして効果なしという事実は、期間は努力や継続しなかったとは言えないだろう(笑)
ヘ〇シ〇クはあくまできっかけであり、本来霊感的な能力を持っていた人に効果が発現するのではないかと推測する。
仮にヘ〇シ〇クで守護霊やあの世の霊人や宇宙人とコンタクトできたとしよう。
しかし、他の本ブログ記事(特にチャネリング系)で何度も指摘しているように、相手の正体を確認するすべがない限り警戒すべきだということに変わりはない。
本当に守護霊やあの世の霊人なのだろうか?
私は、ヘ〇シ〇クの効果で特殊な体験や何かの意識にアクセスできたとしても、客観的な確認ができないため危険だと考えた方が無難であると思っている。
あるいは、脳が作り出した幻影という可能性もある(実際に、脳のある箇所を刺激すると幽体離脱現象を起こすという実験結果あり)
私の場合、効果がなかったことは幸いなことだったのだ。
もし、本当に守護霊や宇宙人とコンタクトしていたら人生を誤っていたかも知れない。
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