スピリチュアル本は編集者が作っている。

概要

どんな分野のスピリチュアル系書籍でも共通して言えること。

それは、著者の意見や意図はあまり反映されていないということである。

著者は種を出版社に提供し、編集者がかなり内容を校正しまくっているのだ。

それを前提にスピ系の書籍を読もう。

現状

出版物には法的な規制、自主規制など様々な制約がある。

実際に、出版されてる陰謀論や暴露本などは、リソースの半分も反映されていないだろう。

特に、予言物は、特定の場所や時期および具体的な内容はぼやかされてしまう。

これは、著者が外れたときの防衛手段の目的もあるが、それにもまして編集者が公開を許さないのだ。

予言で名指しされた地域の人はいい迷惑だし、色々とトラブルのもとになるからだ。

しかし、逆にそうまでしてぼやかした予言本って何の意味があるのか疑問だ。

著者が言いたいことが言えない予言本などいらない。

最も著者の言いたいことも怪しいのではあるが。

もっとも、暴露本では具体的な人物や団体を明記しているものがあるが、結局は訴えられて裁判で争うというやっかいなことが発生している。だからこそ、出版社は売れるネタは欲しいが基本的に面倒なことは避ける内容にするのだ。

事実

しかし、スピリチュアルの本の内容はそれなりにインパクトがあっておもしろくなければ売れない。

だからそこに、創作や装飾が施される。

簡単に言えばウソである。

もちろん、著者のウソもあるがかなり出版社側の圧力もある。その点でスピ系の著者にも同情の余地はある。

だから、スピ系の本の内容など信じるに値しないと思っていて丁度いいのである。

あくまでエンターテインメントとして見ることだ。

仮説

現代は、スピの世界への入口には大きく書籍とWebサイトの2つがある。

書籍は、出版社の強力なフィルターがかかっていることは既に述べたが、Webサイトも必ずしも情報がストレートに出ているとは限らない。

特に、見た目がカッコイイ、プロに作ってもらったような美しいサイトは組織によるものなので、いいことしか書いていない。企業サイトと同じだ。

比較的生の情報に近いのが、個人のブログとYouTubeである。

ただし、両者とも超人気の高い個人は世間の目が厳しいし、既に社会への影響が大きいため、自ら情報を規制せざる得ない。

したがって、今のところ中堅クラスの個人のブログやYouTubeが比較的本人の本音がストレートに反映されていると思う。

もっとも、スピ系の情報はあくまでエンターテインメントだが・・・(くどい!(笑))

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