概要
星占いとは、生年月日時で人生全般の運命を占うものである。
日本では、四柱推命、西洋では西洋占星術が該当する。
ここでは、星占いで自分や家族を占っている人へ残念なお知らせをしたい。
星占いは素人では絶対に占えないことを。
現状
星占いを超簡単にいうと、
生年月日時の星や陰陽五行の位置関係から運命や性格などを占うものだ。
星や陰陽五行の位置関係は時間経過とともに変化するため、位置の変化を未来の予測に利用するというものである(詳細は、ネットで検索すればイヤというほど出てくるので解説は省く)
星占いは、時間経過で変化するものをもとに占いするため未来予測に適しているといわれる占い方法である。
特に四柱推命は、多くの流派があるがどの流派も「四柱推命は占いの王様」と自負するほど自信満々である(西洋占星術も同じようなことを言う人多いかな(笑))
星占いの原理は、各要素間の関係を見て判断する。
といっても、わからないと思うのでもう少し解説する。
四柱推命は、陰陽五行説に基づく10個の「干」と12個の「支」に対応させて占う。
単純に言えば22個の要素の組み合わせだけ解釈のパターンがあるのだ。
22個から2つの組み合わせでは、231通り。
3つの組み合わせでは、1540通りである。
もちろん、計算通りの単純なものではない、使う要素が少なくても、互いの関係を3つ以上で鑑定するのは四柱推命では常識なのだ。おそらく、読み方は膨大な数になるだろう。
西洋占星術も、太陽、月、惑星(8)、黄道12星座を使うため、単純に22の要素が元になる。
それを、星の位置をホロスコープという図に表し、お互いの位置と角度を見て占う。
さらにそれらを総合(組み合わせて)して判断するのだから、読み方は膨大な数になる。
事実
過去に自学本として定評のあった四柱推命入門の本を一生懸命勉強したことがある。
確かに、他の占いに比べ格段の複雑さであった。
しかし、その本の中の鑑定例の解説にはどうしても納得ができなかった。
なぜなら、読み方は多数あるのに、その中からごく一部のパターンを拾って解釈するからだ。
なぜ、その関係性に着目したかの理由は明確ではないのだ。
むしろ、結果に合う部分だけに着目した解説ではないかと勘繰ってしまったものだ。
西洋占星術の勉強は挫折してしまったため、偉そうなことを言えたぎりではないが、西洋占星術も同じではないだろうか。
理由は、ホロスコープを作るまでで疲れてしまった(今はコンピュータですぐに作成してくれるが)
そして、出来上がったホロスコープに並ぶ10個の惑星と星座の位置関係を見て、途方にくれ未来を予測するなどとてもできないとあっけなく挫折した次第(笑)
西洋占星術も四柱推命とよく似ている。同じホロスコープをみても占い師によって解釈が全く異なるし、事例集は、結果に合った部分を紹介しているものが多く感じられた。
仮説
星占いは、複雑で膨大な解釈や読み方が可能な占い方法だ。
それだけに、ある程度正確な未来予測ができる可能性はあると思う。
しかし、素人が本を読んでちょこちょこって占うことはほぼ絶対に不可能だ!
したがって、星占いを体験したい場合は、著名な信頼できる占い師を訪ねるのがよいだろう。
一方、結果に合うパターンをいくらでも見いだせる占いでもあるから星占いの事例集はあまり信用しない方がいいかも知れない(星占いの占い師からはきっと異論ありだろうなぁ)
まあ、本ブログはだれも見ていないから気にしない、気にしない(笑)
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