概要
スピリチュアルのどのような思想や手法に対しても、日本では規制されない。
他国の多くも同様だと想像するが、調べたわけではないのでわからない。
さて、日本国内ではスピリチュアルに法的規制がないということは何を意味するのか明確にしよう。
現状
私たちの社会では、人の健全かつ安全な生活を守り、お互いに支障をきたさない様に、食品、薬事、医療、交通、通信、土木・建築、会社・商法など、あらゆる分野に法的な規制(基準)が設けられている。
そのおかげで、完璧ではないが、安全に食事をし、医療サービスを受け、安心して乗り物を利用でき、普通に仕事ができているのだ。
スピリチュアルも同じく人の生活や健康に密着した内容にも関わらず、法的には何も規制がなされていない。
瞑想法は1回につき30分以内にせよとか、チャネリングしてくる宇宙人を国に登録申請しろとか、チャネラーの資格検定試験があるとか、そんなバカげた規制は聞いたことがないよね(笑)
その理由を考えてみよう。
事実
要するに国家はスピリチュアルを何とも思っていないのである。
スピリチュアルは、私たちの生活に何も影響しないし、悪さもしないと国が認めているのだ。
実際、スピリチュアルで裁判沙汰のような事故や事件が発生したということはあまり聞いたことがない(昔ある芸能人が占い師に洗脳されたことがワイドショーで話題になったことはあるな。。)
ましてや、人々の生活様式を変化させるものでもない。
つまり、スピリチュアルに規制が無いということは、薬にも毒にもならないというある意味残念な現実を証明しているのである。
どんな世界でも問題がないわけではないが、一般社会からみれば日常生活とは無縁なもの、それがスピリチュアルなのだ。
仮説
やはり、スピリチュアルはエンターテイメント、あるいは癒しのツールに過ぎないということを再認識するしかない。
したがって、スピリチュアルに人生をかけたり、人格向上や、ましてや悟りなど求めることは時間の無駄である。
なお、スピリチュアルの表社会に出てこない水面下の問題や課題は本ブログで紹介する通りである。
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