概要
どんな予言も、必ず人類の終末予言がある。
なぜ、人類が滅びる暗~い予言ばかりするのか!?
その理由に迫ってみよう。
現状
予言で代表的な聖書予言の終末予言は、厳密には終末ではなく千年王国の生みの苦しみということで終末ではないが、全人口の約2/3が死滅するという恐ろしい予言だ。
本ブログでは世界宗教には触れないポリシーなのでこれ以上は触れないが誰でも知っているものだからあえて紹介したことをわかってほしい。
さて、1970年代に日本で大流行したノストラダムスの大予言も人類絶滅の予言があると大いに話題になったが、ノストラダムスの諸世紀には暗い詩が多いが、意外にも決して終末予言といえる明確な詩はないのである。
その他、未来人の予言やスピ系の予言者たちはお約束のように人類終末的な予言をする。
ここまでで気が付いただろうか?
予言といっても、本家本元の聖書予言はけっして終末予言をしているわけではない。
また、ノストラダムスの予言も研究者が暗い予言を終末予言だと解釈したにすぎない。
そして、後世のスピ系の予言解説者は必ず人類の終末予言として紹介するのだ。
つまり、予言の解説者が終末を謳っているのである。
事実
スピリチュアル系の予言解釈に終末予言があるのは、はっきり言って売れるからである。
人は、個人の未来は良いことばかりを求めるが、人類の未来についてはむしろ悪いことの方がお好みなのだ。
無意識ではあるが、人類に大きな災いが起きても自分には影響がないと勘違いしており、むしろ世界が大きく変わっていくことにある種の希望を抱く心理が働くからではないだろうか?
したがって、人類の暗い未来があればあるほど、人は興味をもつため注目を浴びるのである。
仮説
いつの時代でも、人類歴史は暗いものだ。戦争や虐殺がなかった時代などないし、現代でも変わりないのだ。えっ、そんなことはないって?(あえて、マスコミが扱わないように圧力をかけられている?都市伝説のせいかも・・・(笑))
したがって、人類はすでにいつの時代でも終末的な歴史を刻んできたといえるだろう。
それを、あえてスピリチュアルの予言者が予言するまでもないことなのだ。
この地球という惑星に存在する人の文明は決して褒められたものではない。
人類は、これからはもっともっと精神的に進化していかなければならない。
終末予言など余計なお世話だ。人類の歴史はいつ行き詰って破綻しても不思議はないのだから。
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