概要
スピリチュアルには色々な分野があるが、書店やWebサイトで見かけたスピリチュアル系の書籍やブログまたは動画を見て、「これは!いいかも!本物かも!」と思ったことはないだろうか。
スピリチュアルが好きな人は、案外日常茶飯事なことだと思う(笑)
私も昔は本屋でうろつきながらよくそう思って買った本がなんと多かったことか。
そのときに感じた直感は果たして正しいのか検証してみよう。
現状
物を選ぶ場合、とどのつまり自分の心の反応で判断するしかないのは仕方がないことだ。
たまには、他人に強く勧められる場合もあるが付き合いで仕方なく買っても納得しなければ読みもしないだろう。
この、「面白い」とか「本物では?」といった感覚は意外と鮮烈なので自分で自分を信じて疑わない。
自分が信じたものだから正しいと思ってしまう。
これが、スピリチュアルにはまってしまう最初のきっかけなのだ。
実際にスピ系の本の説明にもよく書かれている。
「あなたが手にとったこの本は決して偶然ではない。必然だったのだと」というような殺し文句である。
この殺し文句でますます、のめり込んで行く・・・
事実
これは本当だ!本物だ!と思って買った本も、時間が経つにつれてホコリをかぶる。
たまに本を開いて再読しても、何でこんなことに夢中になったのか自分でも不思議な気持ちになる。
スピリチュアルが好きな人は、こんなことが日常茶飯事であることもまた事実だろう(笑)
本棚には知らぬ間にスピ系の本がたまってくる。あまりにもたまりすぎて、ときどきブックオフに行って処分したりもする(笑)
仮説
結論からいうと、本物だと思う感覚は偽物だということだ。あてにならないものだ。
その出所は色々考えられるが、何か得たいの知れないものからのマインドコントロールか、そのときの精神状態にたまたま合致したか、または書籍のキャッチコピーが巧みなのだ。
ほとんどは出版社のキャッチコピーが原因だろう。売るためにプロが考え抜いたものだからね。
自分も自分の直感は正しいものだと信じていたが、皆さんの直感も案外あてにならないものかも知れないということをお伝えしたかった次第だ。
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