概要
真の霊能者や超能力者は存在するという証拠はないが、存在すると仮定してみよう。
もちろん、スピリチュアルの世界で顔出ししている霊能者、超能力者ではない。
彼らは少しその片鱗がある程度がせいぜいだろう。
なぜ、真の霊能者や超能力者は世間から隔絶しているのかその理由を推測してみたい。
現状
本来なら、真の霊能者や超能力者がスピリチュアルの世界にもどんどん登場してくれれば、有難いのだが現実はそうではない。
まず、霊能や超能力はゴーダマ仏陀の六神通力説にもあるように、悟りと表裏一体であるということが大前提である。
霊能力や超能力だけが人に身につくものではないのだ。
悟りの過程の一里塚として、超能力が自然と身につくといったものだ。
悟りにもレベルはあると思うがある程度以上の悟りに到達すると、この世に対して無関心になっていくのではないだろうか。
もし、あなたが自他の区別もなく全てが自己であるという認識になれば必要なものは何もない。
あなたが自分や他人の過去・現在・未来を見通せる力を得たとしよう。
これ以上、何かをしようという気がおきるだろうか?
あくまで、凡人の想像に過ぎないが、全てが明らかになる心境=無関心となり、何も必要としない至福の中で生きていくことだろう。
事実
視点を変えて、もし全てを見透す人、全てをコントロールできる超人(悟った人)がいたとしよう。
その人に対しては何一つ隠すことはできず、何一つ防御できないわけだ。
個人はもとより、世界や国家や各組織から危険人物として扱われるに違いない。
真の霊能者や超能力者は、世に晒されれば身の危険も晒されるのではないか。
もちろん、悟った人に危害を加えることは不可能かも知れない。
しかし、世の中を騒がせてしまうことは避けられない。
とにかく、世界がひっくり返るほど大変なことになることに違いない。
仮説
真の霊能者や超能力者が隠遁する最大の理由は、この世にまったく興味を示さないためだろう。
悟ったものにとって、この世はあまり重要ではないというか夢にすぎないという感覚にとらわれてしまうのだろうと推測する。
あなたも、昨晩見た夢についてあれこれ悩んだり、どうこうしたりしたいと思わないだろう。
夢は忘れ去るだけである。
悟りに至った人は、この世が夢だと知るのだろう。
夢の世界に自分をさらす必要はまったくないのだ。
以上、悟りを知らないものが想像(空想)するたわいもない仮説だ。
本当は、真の霊能者や超能力者の人達に私たちを導いてほしい希望はあるんだけどね。
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