病気を治したいなら病院へ行こう

概要

スピの分野の典型の一つに病気治しがある。

身体の不調を抱えている人は意外と多い。

身体の不調の原因は様々だと思うが、医者に診てもらっても期待するまでに改善しない人たちは、サプリマニアになったり、スピの罠にハマってしまう。

当たり前すぎることだが、病気は病院で治すものであることをあらためて認識しよう。

現状

明確な強い症状(高熱、強い痛み、呼吸困難、意識薄弱など)は、原因が特定されるため医者も対応がし易い。従って治療効果もすぐに表れる。

ところが、何となく気分がさえない、軽い痛みが続く、微熱が続く、軽い吐き気がするなどのつかみどころのない不快な症状が長期間継続する場合は、病院に行って検査をしても特に異常がなく気のせいにされたり、様子見となることがほとんどである。

病院では検査結果に異常がない場合のよくある診断が自律神経失調証やメンタル疾患とされることが多い。

ところが、この長期間に続く体調不良は結構本人にとって中々辛いもので、通院を続けてもすぐに治らないとついつい、怪しげなスピの治療法に誘惑されてしまうのである。

スピの治療法の特徴は、即効・簡単・他人任せが基本である。

ただし、費用は高い!(笑)

人は苦しいときは、やすきに流れてしまうのだ。

事実

現代の医学が万全であるわけがない。

しかし、だからといって、スピの治療方法はもっと酷いものだと認識すべきだ。

まだ、疑似科学的なものならば効果がないだけで終わる可能性があるが、霊や先祖の障り、もしくはカルマのせいにして霊能力?や気?で治すなどのものはさらに症状を悪くすることが多々あるのである。

霊能力や気というものが危険な理由は、現代では霊に関して無知に近い暗黒な時代のため、本当の仕組みやからくりを知らずしてでたらめなことを実施することにある。

つまり、爆弾の仕組みを知らずして爆弾を扱っているのと同じようなものなのだ。

こうゆうと、スピだけが悪者のように聞こえるが、実はわが身を省みず、安易に健康だけを求める私たちにも落ち度はある。

体調不良の原因には、普段の生活様式の乱れや本人の心の持ち方に問題があることがほとんどなのだ。

それでも世の中には、善良な一般市民で不治の病と共存して生きている人達は沢山いる。

そんな人達が何か悪いことをしたわけでもなく、乱れた生活をしているわけではない。

しかし、人間は身体と心を持っている以上、何らかの不調は仕方のないことなのだ。

そして何事もそうだが、健康の問題解決にはそれなりの正し努力と節制が必要なのである。

仮説

では、医学では中々治らない病気から解放されるにはどうしたらよいのか?

正直、謎の体調不良に見舞われた場合は仕方ないとまず受け入れる覚悟が必要だ。

そして、医学でも治らないからといって、スピに解決策を求めてはいけない。なぜならさらに悪くなるからである。

その理由は、事実で説明したように、スピの治療法がデタラメであるからだ。

まだ医学の方がマシなのである。

辛抱強く、医者と相談しながら、病気は病院で治す。この当たり前の姿勢を忘れないことだ。

それが最善なのだから。

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