概要
私たちは、昔の時代(中世以前の人類)を迷信にどっぷりつかった未開人のように思っているのではないだろうか?
私たちは先進の科学で迷信とは無縁で正しい認識を持っていると。
しかし、今のスピを見ているとまさしく現代人も迷信を信じているのと変わりないように思う。
宗教に至ってはまさに、今も昔も変わらない。
つまり、私たちは少しも昔の人たちと違いなどなく、同じなのだということを気付くべきだ。
現状
確かに、医学や技術の面では進歩していることは間違いない。
エネルギーの規模も自然の火や川や風の力を利用する過去の時代に比べれば、核エネルギー、化石燃料、光エネルギー、化学エネルギーなどを含め各段大きなエネルギーを生み出すことができるようになった。
だが、それはここ数世紀のことに過ぎない。
多少、生活が便利になっただけである。
一方、死後の世界や、人の魂の話、神や聖霊などの分野になると珍説、ウソ、デマばかりの情報があふれ、案外それらを信じたり、信仰している現代人は中世以前昔の人たちとまったく変わらない。
事実
現代は、自然科学の台頭によって若干便利になっただけの時代である。
人の心の働きは、まったく変わっていない。
未知のものに対する妄信的な思いは、大小あれどだれの心にも共通して持っているのだ。
今でも神や聖霊、宇宙人、占い、予言などを信じているのが現実だ。
そして、それらは自分とは遠い存在であり、自分は常に非力であり、他の仮想の偉大な存在を空想し頼ろうとする。
仮説
私たちは、過去の人達をバカにしたり見下す立場にも、資質も持っていない。
過去の人達と何ら変わらぬ、愚かなものではないだろうか?
人類はいつも私たちの時代が最高だと思い込むしかないのである。
これは、ある意味恐ろしいことかも知れない。
なぜなら、人類は常に生きる時代に意識が埋没しており、鳥瞰的な視野を持つことができないということであり、それはいつの時代もその時代に囚われ、洗脳される生き物だということだ。
動物たちと変わらないね。
あっ、人間も動物だったね(笑)
スピを彷徨う、あるいは信じている人達に言いたいのは、あなたは中世以前昔の迷信を信じる小市民と何ら変わりませんよ、ということである。
ここまで指摘されれば少しはスピから目が覚める?(笑)
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