概要
物理学では時間は相対的なものであり、観測者によってそれぞれの時間の進み方が異なることが証明されている。アインシュタインの相対性理論によるものだが今まで何度も検証実験が行われおり反例となる実験結果はまだ一度も発生していない。
もちろん、物理学はこの世だけに通用するものであるが、あの世の時間経過はどのようなものなのか?
まったく基盤となるものがない無謀な考察かも知れないが試みてみよう。
現状
あの世のことは全く未知のため、あの世の時間についても全くわかっていない。
そこで、スピリチュアルの世界の経験談から色々と想像することはできるが、疑問もたくさん出てくる。
まず、あの世にも時間の流れはあるのだろうか?
あの世で人が生活しているようなので、時間経過(のような感覚)はあるのだろう。
次に、時間の流れの速さはこの世とどう関係しているのか?
経験談からしか想像するしかないが、この世とあの世の時間は相対的なもので時間の進み方がかなり異なるようだ。
この世の100年があの世の100年とは限らない。1年か10年か1000年か・・・?
あの世で1年位しか経過していなくてもこの世では数百年経過しているということもあるようだ。
最後に、あの世の時間の矢は、この世と同じ未来方向のみなのだろうか?
つまり、あの世ではこの世と同じく過去から未来へ時間が流れるのか?
あるいは、あの世は過去にさかのぼって、過去の時代に生まれかわることも可能なのだろうか?
事実
基本的に、時間の流れの速度は異なってもこの世もあの世も時間は過去から未来へ流れている体験談がほとんどのようである。
これは人間の感覚にとってその方がわかりやすいからかも知れない。
この世で亡くなった人がチャネリングであの世から通信してくるということは、そうゆうことだ。
ただし、あの世の本人は数年しか経っていないと思っていてもこの世では何百年も経過しているというチャネリングの例はよく見受けられる。
また、生まれ変わる時代も亡くなってから何百年も後だというのが平均的なようだ。
しかし、”何百年”というのが、あの世なのかこの世の時間なのかははっきりしない。
だがまれに過去世の記憶が現代より未来の時代に生まれたという事例がある。これは、生まれ変わりは必ずしも亡くなったこの世の時代の未来に生まれるとは限らない。過去の時代に生まれることもあるということを意味する。
もし、亡くなった時代より過去の時代に生まれ変わりが可能であれば、自分の先祖が自分であるということもあり得る。
過去にもどれることを前提とすると必ずタイムパラドックス問題にぶつかるが、今のところ、無数の多世界解釈(詳細は、「エヴェレットの多世界解釈」Wiikipedia参照)によって回避されるというのが今ではもっぱらの流行りのようだ。
仮説
現代物理学でも、時間についてはまだ謎が多い。
少なくとも、時間とは変化があるところに時間の概念が発生することということは間違いない。
つまり、この世もあの世も変化しているからこそ、時間の流れがあるのだと言える。
しかし、その時間のスピードは相対的で、各々のスピードで流れているとすれば、もはやその実態を把握することは非常に難しいというより不可能に近いというのが現状のように思う。
したがって、本記事は申し訳ないが疑問に始まり疑問に終わるといわけである。
やはり、無謀な考察であった(笑)
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