概要
今まで何度もチャネリングによる宇宙人とのコンタクトものは怪しいという記事を書いてきたが、やはりはっきりと断言した方がいいと想いあらためて記事にする。
チャネリングで語る宇宙人はウソと決めつけてよい。
その理由はこうだ。
現状
20世紀前半は、まだUFOという言葉も目新しい時代であり、宇宙人コンタクトといえば、実際に物理的なスペースシップ(UFO)や肉体をもった宇宙人との接触が一般的であった。
ところが、20世紀末あたりから○○シャールに代表されるように、テレパシーや夢に登場する方法で語りかけてくる宇宙人がメジャーとなり、肉体を持った宇宙人とのコンタクトはインチキだという風潮が一般的となった。それは21世紀の現在でも継続している。
しかし、皮肉な話ではあるが、むしろ昔の物理的なコンタクトの方が、物的な確証も可能なこともあり、信用度はチャネリングより高いのではないかと思えるくらいだ。
事実
なぜ、20世紀前半は物理的なコンタクトで、その後チャネリングにとって代わったしまったのか?
実際に、現在は物理的な宇宙人とコンタクトしたという体験者は皆無である。
書店に並ぶエイリアンものはすべてテレパシーや夢で交信するチャネリングばかりである。
ここに、素朴な疑問が生まれる。
宇宙人はなぜ、コンタクトの方法をわずか数十年の間に変更したのか?
それも、色々な宇宙人が登場するが、チャネリングばかりの手法を言い合わせたように用いるのはなぜか?
この素朴な疑問に答えてくれるコンタクティを私は知らない。
もっとも、チャネリングの方がコンタクトし易いと言っている宇宙人がいるが、それではなぜ最初からそうしないのか?そんなこともわからなかった宇宙人というのも何だかお粗末な印象がぬぐえない。
仮説
チャネリングにもほんのわずかに真実のものもあるかも知れないことは否定しない。
この世の出来事には100%も0%もないから、別にチャネリングだけが例外ではない。
しかし、99.99・・・%チャネリングによる宇宙人はウソと仮定しても何ら差支えないと思う。
宇宙人のチャネリングがウソとして相手にしないことで何か問題があるだろうか?
あれだけたくさんのコンタクティがチャネラーとして書籍を出したり、動画をアップしているが、世界は少しも変わらない。
ただただ、人に夢を与えるだけのものでしかないのだ。
SF小説として楽しむのはいいが、あまりエイリアンにのめり込むのは時間とお金の無駄である。
最後にコンタクティにも一言言いたい。
決して人をだまそうとしてるわけではないことは概ね想像がつく。
しかし、本当にコンタクティが受診したエイリアンからのメッセージや体験をただ、その通り書籍や動画にするのではなく、何か第三者に確認がとれる情報を提供するという努力もしてほしいと思う。
私は、こんなことを経験しました的な伝え方はあまりにも弱いのである。
本気で世界を変えたいと思うチャネラーであれば、稀少な体験をしているのだからもっと工夫をしてほしいと思うのは無理なお願いだろうか。
コメント