スピの過去と現在の傾向

概要

スピの世界でも明らかに時代の流れというか、流行廃りがある。

一概には言えないが、チャネリング系とそれに付随する都市伝説が今は主流であり、昔ながらの占いは廃れてきているような気がする。

そんな現状と昔を少し振り返ってみよう。

現状

特に昭和の時代は、娯楽といえばTVであり次が映画館で見る映画がせいぜいであったように、スピリチュアルという言葉さえなかった。

本屋に行けば、だいたい占いコーナーがあり、手相術、姓名判断、星占い及び風水などがその主流だった。

その後、ノストラダムスの大予言シリーズが大ヒットして個人や人類の未来をオカルト的な視点で一般庶民が興味を持つに至る。

そして、UFOや宇宙人との物理的な遭遇の体験者が登場し宇宙にも人々は感心を持つ。

そして、スプーン曲げで超能力も脚光を浴びるようになったことは今となっては懐かしい。

こうしてみると、昭和の時代はスピも地味な占いから都市伝説や宇宙人もの、超能力というふうに、娯楽が少なかった時代に、庶民の娯楽としてのエンターテインメントとしてスピが発展し、TVでも数多く取り上げられてきたといえる。

そして、およそ平成の時代の前後になり、かの有名な○○シャールに代表されるチャネラーの登場によってチャネリングという世界が今は主流となっている。

ちなみにチャネリングには宇宙人だけではなく、ハイヤーセルフや守護霊など様々な目に見えない存在からの通信が含まれ、その対象範囲は特に何でもありである。

事実

現代は本屋のスピ系のコーナーが占いコーナーよりも幅を利かせている。

占いはどうしても、昔からの手相、姓名判断、星占い系、風水が主流であり(もちろんマイナーな占いは沢山あるが)ワンパターンの印象が拭い去れない。

もっとも、占いは今やネットサイトの方に進出していて無数の占いサイトが口を開けて待っている。

すべて無料で診断できるが、より詳しい占いは有料というのが定番だ。

実際にサイトの有料占いを利用している人はどの位いるのだろうか?(私は利用したことがないし統計データを知るよしもないが、少なくとも知人の中に占いサイトを利用したという話は聞いたことがない(笑))

スピ系はむしろ動画サイトが主なプラットフォームだ。

誰でも簡単に動画をアップできるようになったため、ゴミ情報の酷さには目を覆いたくなる。

その点、占いの方がまだそれなりの理論が必要だし、文章力が必要となるのでまともに見える程だ。

しかし、そのゴミ情報といえでも物量にさらされると知らず知らずのうちに誤った情報で洗脳されていくのだ。

仮説

かつてスピ系の人は占いの鑑定料などで生活していた。

しかし、現代はむしろ奇抜な内容でまず動画やブログサイトの登録者数をアップさせて有名になったところで、書籍を販売しその印税や講演会の出演料を得るというビジネスモデルが多くなっているのではないか。

今やネットは誰もが利用できる広告媒体である。

まずは、デタラメでもなんでもよいから面白い内容をネットにアップしファンを集めるのである。

※スピではないが、非日常的な動画で巨額の富を得ているYouTuberがいることは皆さんご存じの通り。

スピも例外ではない。もはや根拠や調査などしなくてもいいのだ。思いつき、アイデア次第でファンを集めることが容易な時代となっているのだ。

それを利用したスピの氾濫もある意味時代的な当然の成り行きといえるし、題材もチャネリング系が一番扱いやすいのも想像に難くない。

なぜなら、私はこうゆう通信を受けたと言えばそれで何でも語れるのだから。

以上のように、ネット時代が今のスピの主流を生み出したとも言えるだろう。

ある意味、本屋の片隅でスピ系の本をワクワクして立ち読みしていた時代が懐かしい。

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