妖精の目撃例がなくなった

概要

妖精とは、森に住む小さな霊のようなもの。あるいは植物に宿っている植物の霊などと言われており、19世紀頃までは妖精の目撃例も多かった。

それが20世紀になると妖精を見たという人は激減し、今では皆無ではないだろうか。

その代わり、20世紀ではUFOや宇宙人の目撃例が急増した。

なぜ、妖精はいなくなり、UFOの目撃が台頭してきたのか?

ここにスピリチュアルの根底と共通したものが秘められている。

現状

妖精の源流は神話や宗教によるものや伝説などが元になっている。

したがって、妖精の話は人類の歴史とともにあり、大変古くから語り継がれていた。

まあ今でいう都市伝説的のはしりみたいなものかも知れない。

そして、ヨーロッパでは中世の時代の記録から妖精を見た、妖精に会った、妖精と話をしたという体験談が多く記録されている。なぜか日本では妖精は馴染みがなく目撃例もほとんどない。

その真偽はともかく、なぜ20世紀に入って急にその目撃例が無くなったのか?

そして、なぜ20世紀に入って中世にはほとんど無かったUFOの目撃例が発生するようになったのか?

もし妖精が実在すれば、現代でも妖精との遭遇体験談は沢山あってもいいはずである。

もしUFOが実在していれば、たかが数百年前の中世の時代でもUFO目撃談が沢山あってもいいはずである。

事実

要するに、時代背景によって人は洗脳されており妖精がトレンドな時代には妖精を見るし、宇宙時代の幕開けとともに、UFOや宇宙人を見たという現象が発生しているのである。

人は知らず知らずのうちにその時代の常識や流行りに洗脳されているということだ。

もちろん、今でも稀に妖精を見た人もいるだろう、中世の時代にUFOとは認識しないまでも正体不明の飛行物体を見た人もいるだろう。

しかし、明らかに時代によって人は目撃するものが偏るというのは間違いのない事実なのである。

仮説

中世時代の妖精がなぜ西洋社会の人々の心に根付いたのかは私は知らない。

一方、現代におけるUFOや宇宙人目撃は明らかに人類が宇宙への理解が拡大したことによって宇宙への関心が高まったことが原因であることは間違いないだろう。

もちろん、陰謀説によるニセ情報の攪乱説もあるが、それすら時代背景による人々への洗脳なのかも知れない。

スピリチュアルに登場する正体不明のものは、実は時代に洗脳された私たちの共通した想像や空想が生み出したものではないかと思うのである。

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