懐かしい血液型占い

概要

今や影が薄くなった血液型占い。

かつて血液型占いは、簡単に性格がわかるということで、かつて一世を風靡した。

飲み屋でお互いの血液型を当てっこしたり、納得したり。懐かしいなぁ。

実際に会社の採用試験で血液型を優先されていた時代もあるのだ!(今もあるかも)

なぜ血液型占いが一時期であれ、あれほど人々の心を捉えたのか?

スピの流行の原型をそこに見ることができる。

現状

今の若い世代はもしかすると血液型占いなど知らないかも知れないので、簡単に説明しておく。

ABO型血液型ごとに性格の特徴をまとめたものである。

したがって、性格の種類は(A型、B型、AB型、O型)の4種類しかない。

未来占いや吉兆の要素は一切ない。

そうゆう意味では、性格占いと言った方が正確だ。

各血液型の性格のイメージは以下の通り

  • A型の性格:几帳面、神経質、真面目
  • B型の性格:個性的、自分本位、変り者
  • AB型の性格:A型とB型が混合する複雑な性格
  • O型の性格:おおまか、おおらか、いいかげん

血液型占いは、以下の利点があるため大変一般社会に浸透した。

  • 4種類しかないから性格の特徴を簡単に覚えられる(&忘れない)
  • 血液型がわかるだけでOKなので複雑な計算などがなく超簡単
  • 性格はどのようにも捉えられるので当たっているように思いやすい
  • 性格の特徴を聞いてもだれも悪い気はしない

なお、血液型占いには血液型同士の相性もあるから、10通りのパターンがあるがこれもそれほど多くのパターンではないので覚えやすい。

事実

私はB型だが、今でも血液型占いに洗脳されている(笑)

自分本位で変り者と思っている。

しかし、ある面では神経質だし基本的に真面目である。

また、いいかげんな面もある。

要するにすべての要素を持っているのだ。

しかし、B型の性格を指摘されるとそのように洗脳されて当たっているような錯覚に陥るのだ。

現在では、血液型占いで飲み屋で盛り上がることもなくなったし、採用試験での判断基準になることもなくなった。占い師によっては多少参考にする程度に利用しているようだ。

仮説

血液型占いは、すでに占いの域を超えて人々の一般常識にまで浸透してしまっている不思議な占いだ。

ほとんどの人が本気で信じてはいないが、血液型の性格の強烈なイメージが焼き付いていて人間を色眼鏡で見てしまうのだ。

内容は他愛もないものだが、ある意味では恐ろしい占いだと言える。

 

スピで集客しようと思うなら、

  • 簡単
  • 抽象的
  • 気分のいいもの

の3点を備えていればOK(笑)

このように、スピに容易にはまってしまったり、囚われたりするのはこのような要素が大きく影響していることを知っておいて損はない。

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