手相占いへの疑問に答えてほしい

概要

占いといえば、だれでも知っている手相占い。

手のしわから人の性格や人生の運勢まで読み取ってしまうのだ。

優れた手相占い師が未来をずばり予測した事例を知っているが、手相通りの人生を歩んでいない人もたくさんいるのである。

ここでは、手相に関してずっと思い続けている疑問をまとめてみた。

手相は、人の何かを表している部分があると感じているだけに、誰かこの疑問に答えてくれること願ってこの記事を書く。

現状

手相占いも、他の占いと同じ課題をもっている。

  • 手の平のしわから情報を読み取ることは素人には不可能であること
  • 流派によって、しわの解釈の仕方に大きな差があること

これら占いの共通課題は、特に手相占いに限ったことではないので本記事では問題にしない。

手相占いに限った疑問は、以下の通り。

  • 同じ(ような)しわであっても全く別の人生を歩むのはなぜか?
    • 例:結婚線が2本あると、2度結婚する人もいれば、1度の人もいる。さらに未婚の人もいる。
    • 例:生命線は人の一般的には人の寿命の長さを暗示するというが、生命線が短い高齢者はたくさんいるし、生命線が太く長い人でも病気で若くして亡くなった方も多くいる。
  • 手の左右のしわは異なるが、どちらかの手のしわで判断するのが正しいのか?どちらで判断するかで解釈に大きな違いが出るから大変気になる疑問である。
    • 例:手の組み方で決めたり、男女で決めるなどの諸説がある。両手のしわは両方意味あるものとする流派もあるが、どんな説でもよいので、納得できる根拠が知りたいのである。ほとんどの手相占いは単に決めつけているだけであり、その理由は解説されていない。

事実

私は、過去に手相だけで見事に30年先のことを正確に予知した手相占い師を経験したことがある。

その経験のため、手相占いは何かの秘密が隠されているという期待感があるのだが、いまだ上記の疑問が解決した手相占いの本にはお目にかかったことがない。

もし手相占いの研究に人生をかける人がいれば、数多くの手相のしわとその人生結果を統計としてデータをまとめることをお願いしたい。

そのような統計データがあれば、しわと人生との関連性をだれもが研究する貴重なデータになるのではないか思う。

仮説

手相占いもカード占いや、易占いのように霊的なインスピレーションを必要とする占いなのだろうか?

あるいは、元ネタ本をもとに占い師のオリジナルを付加した個人的な方法論の占いなのか?

手のしわの形はある時点ではだれが見ても同じであり、そのしわと未来の結果を照らし合わせていけばしわと未来の傾向が確率論で予測できるのではないかと思うのである。

つまり、手相占いの予想結果は断定的なものではなく、結婚する確率が80%、80歳以上生きる可能性が70%というふうに確率で予想できるのではないか。

まあ、天気予報のような予想結果になってしまうが、統計データが多ければ多いほど、その確率は向上するのではないかと期待している。

今後手相占いの世界に、手のしわと人生の結果の関係を統計データとして整理する真摯な研究者が登場することを期待する。

コメント

タイトルとURLをコピーしました