概要
人生相談や個人相談といった、個人の悩み事にアドバイスすることはどの分野にでも普通に行われている。
当然、スピの世界にも、人生相談を受けるスピマスターや団体がある。
その典型が占いだが、本記事は占いの相談ではなく、スピの相談について述べる。
現状
昔からそうだが、相談受付ますと看板を出すと我も我もと相談を持ち掛けてくる。
現代では、サイトの掲示板で相談し、回答するというのが一番手っ取り早いようだ。
世の中には山のように相談事があるのだなと感心する。
そもそも相談を持ち掛ける方の心理はいかほどのものなのだろうか?
とりあえず、聞いてもらえればいい。という人がほとんどなのだろうか。
それとも切実な人も多いのか?
実は、私はこの相談事というのがなぜか苦手で全くの赤の他人にプライベートなことを相談するという気分になれないため、相談したことがないのだ。
しかし、巷には相談、相談、また相談である。
それだけ、苦しいと思って人生を送っている人が多いということなのだろう。
特に、健康や病気の相談事は多いが、次に多いのが人間関係の悩み、特に夫婦間、男女間関係が多い。
意外といじめに関する相談が少ないのは、相談しないから本人が自殺するのかも知れない。
少し一般的な話になってしまったが、ここではスピに関する相談事に戻ろう。
おもしろいことに、スピの世界の相談も相談内容はほとんど一般的なものと変わらない。
しかし、その回答が変わっている。
スピのお得意の潜在意識やカルマ、および霊的な原因によって今の悩みがあるというのだ。
しかし、スピリチュアル的なアドバイス通り行動に移す人ってあまりいないような気がするがどうだろう。
事実
潜在意識、カルマ、霊等が原因と言われても、相談者はどうすることもできない。
そこで、除霊しますとか、催眠術で潜在意識を変えますなどといった有償サービスにつながっていくというのがスピの基本パターンだ。
しかし、人の悩みは単純なものもあるかも知れないが、複雑なものが多い。
実際に、相談→アドバイス→サービスを受ける→解決する(ゴールイン)
とめでたくゴールインできる人はほんとうにいるのだろうか?
残念ながら、私は確かめようがないが、少なくとも長いスピの世界を彷徨ってきた私にとってそのような話は聞いたことも見たこともなかった。
仮説
人である限り、相談事あるのは当たり前だし、相談するだけでも心が晴れるということは事実だ。
だから、困ったときや悩んでいるときは、大いに相談するべきだと思う。
ただし、
- 病気や健康については、医者に相談すべきだろう。
- 経営や事業の相談は、税理士や弁護士あるは中小企業診断士などに相談すべきだ。
- 夫婦間の悩みは公設の相談センターや深刻な場合は弁護士もありだろう。
- 人間関係の悩みは、上司や同僚、学生ならば先生に相談したらいいのだ。
とにかく、相談することは大いに良いことだが、適切な相談相手を選んで相談しようということだ。
スピに相談しても仕方ないと思うよ。
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