マインドコントロールはいつでも誰でも

概要

かつて、ある新興宗教がおこしたテロ事件で「マインドコントロール」という言葉が有名になったことを覚えているだろうか?

「マインドコントロール」は、あたかも教祖が信者に施す洗脳のイメージが強いが、実は日常誰でも「マインドコントロール」されているし、それに気づいていないだけではないだろうかと思うようになった。何も意図的な洗脳だけがマインドコントロールではないというのが理由だ。

「マインドコントロール」は非常に身近なことであることをいっしょに考えよう。

現状

マインドコントロールは実は色々な側面(以下)がある。

  • 個人思想の洗脳
  • マスコミの洗脳
  • 時代背景の洗脳
  • 文化の洗脳
  • 宗教思想による洗脳
  • などである。

2020年の前半は、マスコミやネットの情報で、かなり強力な「マインドコントロール」が実施された。コロナ禍では、毎日TVのコロナ報道で誰でも多少なりに恐怖を感じたに違いない。

では、ネットは様々な情報が提供されているから大丈夫なのか?

ネット情報は中立のような錯覚に陥るが、個人の傾向に沿った動画や記事が優先的に表示されるため、いつのまにか偏った思考に支配されているのである。

本ブログも例外ではない。スピリチュアル否定派が好むブログだからだ(笑)

スピリチュアルや新興宗教そのものが既に、マスコミとネットに「マインドコントロール」されているのだ。

これらのマインドコントロールは、外部からのコントロールといえる。

さらにもっと以外なる事実は自分自身による「マインドコントロール」である。

これがもっとも強力かも知れない。

人は毎日の生活をオートマチックに送るために、多数のことを自分で自分をプログラミングしている。そのおかげでいちいち考えたり判断しなくてもスムーズに日常が送れる。

ある意味、便利であり必要なものだ。決して悪いものではない。

しかし、このプログラミングは、必ずしも自分の意思によるものとは限らない部分があるのではないかと推測するのである。

事実

ある選択をする。

AかBかどちらかを選ぶという判断が頭の中で行う。

自分で選択しているようだが、なぜCの選択肢を思い浮かばなかったのか?

具体的な例では、朝食において牛乳を飲むかコーヒーを飲むかを思い浮かべたとする。

しかし、なぜそこに紅茶という選択肢が思い浮かばなかったのか?

単純な疑問だが、これは深い意味があるのではないだろうか。

紅茶を選択肢に入れてもの問題はないはずだ。しかし思いそのものが浮かばなかった。

これは、自分の自由意思外の作用ではないか。結果的に紅茶を飲ませないというコントロールをしていることになる。

私たちの日々の頭(心)に浮かんでくる発想や思考はこのようなことが日常茶飯事に発生しているとしたら、これこそが、深く静かに常に作用している最も強力なマインドコントロールではないだろうか。

仮説

スピリチュアルというより、よく昔からあの世の話の中で人は高次元の存在の操り人形だという仮説があった。

自分の考えや意思で行動しているつもりだが、ほとんどは外部からの影響による自動プログラムで動くロボットなのではないかという意味である。

もしそれが本当ならマインドコントロールを行っているものは何者か?その目的は?

もしそれに気づき、マインドコントロールされていることから脱出することは、悟りのある種の側面かも知れない。

こじつけすぎ、考えすぎと思われるかもしれないが、一考に値することだと思う。

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