概要
今までは、どちらかと言うとスピリチュアルのヒーリング分野に関してはやんわりと批判してきたつもりだ。
しかし、やはりそれでは読者には真意が伝わらないと反省。
本記事では、わかりやすく危ないヒーリングの特徴をまとめることとした。
現状
ヒーリングに期待する人は、正体不明の病気や身体の不調を持っている人達が多い。
ところが、彼らが期待を寄せる、数多のヒーリングには危険なものが沢山あり、効果がないだけならまだしも、さらに悪化する事例が多数あるというのは残念ながら事実だ。
その根拠を具体的に示せない(特定のヒーリングを批判することになるので)のが大変申し訳ないが、以下の現実からそれを推測してほしい。
本当に難病を治せるヒーリングが実在し、実証されるならば社会的に無視できないはずだ。
真っ当な研究分野として認知され、多くの研究者が生まれるはずなのである。
場合によっては、医学の一分野として世界に認知されるべきものだ。
ところが、今も昔も現実はそんなヒーリングは一つもない。
あくまで個人の理屈を超えない家内工業的なものばかりである(ある意味伝統的(笑))
事実
結論から言うと、ヒーリングという看板を掲げているスピは99%危険である。
もちろん、効果はないがそれほど害のないものもあることはあるから100%とは言わない。
以下の要素が一つでも該当するヒーリングには近づかないようにしよう。
- 潜在意識・無意識を扱うというもの
- 催眠術を使うもの
- 霊能力(超能力)を使うというもの
- 神社・仏閣を聖域なものとするもの
- ”気”を使うもの(手かざしとか、ハンドパワーなど)
- 遠隔でヒーリングできるというもの
- 守護霊、ハイヤーセルフとコミュニケーションするもの
- (常識範囲を超えた)高額なもの
- 宇宙人を扱うもの
- スピマスターやトレーナーに感情起伏が激しい者がいる
どうだろう、すべてクリアしているヒーリングなんて存在しないのではないか。
必ず、どれか1つや2つは該当するのではないだろうか。
仮説
ヒーラーの目的は結局何だろう?
人を癒すことに決まっているじゃないか!と言われるのは分かっている。
もちろん、人を助けたいというヒーラーの動機は否定しない。
しかし、概ね巷のヒーリングには、ヒーラーすら気が付いていない正体不明の存在の影響を受けている可能性が高いのだ。
そんな正体不明の彼らの目的が何なのか知る由もないが、明らかに人集めにしのぎを削っているということは何か知られざる目的があるに違いない。
病気や体調不良で長年悩んでいる人たちの苦しい気持ちを安易にわかるとは言わない。
しかし、解決策はスピリチュアルのヒーリングには無い。
根気よく、医学の治療やリハビリを継続しつつ、地道に自分の生活習慣を見直すなどの生活改善が地味だが安全確実な方法なのだ。
コメント