概要
幽体離脱の仕組みどのようなもので、どんな意味があるのか?
イメージは、「人の魂が体から抜け出る現象」という固定概念が浸透しているが、それ以上のことは何もわかっていない。
神智学という西洋のオカルトでは幽体離脱の理論体系をもっており、詳細な仕組みを説明している。人の本性(精神)はエーテル体であるとし、そのエーテル体が肉体から離脱することを幽体離脱というらしい。
しかし、神智学でいう人のエーテル体の正体は神智学の本を読んでも(少なくとも私は)何だかわからないのである。
そこで、幽体離脱について自由奔放な解釈と疑問をぶつけてみたい。
現状
幽体離脱の経験談によるエーテル体の動きをもとに正体について想像してみた。
幽体離脱すると、体から徐々に浮き上がったり、壁を通り抜けて空中を浮遊したという証言が多くある。
エーテル体は、実は物質ではないかと思う。
その理由は、重力が作用しているからである。
そもそも、太陽系そのものは、宇宙空間の中をすっ飛んでいるのだ。もし、非物質であれば重力が作用しないため、肉体から離脱すると、あっという間に肉体というより地球から離脱してしまうからだ。
もちろん、原子と電子で構成されている通常の物質ではないと思う。通常の物質ならば幽体離脱した後の体重の減り方が著しいから太古の時代から気が付くはずだ。
実際には、幽体離脱後も体重に変化はほとんどないようだから、エーテル体は重力が少しだけ作用する物質ということになのか?
幽体離脱の経験者は、フワフワと漂うことはできるがどこかの宇宙空間に投げ出されたという話はない。物質だが質量が大変小さければ重力作用も小さいと考えると辻褄が合うのだ。
エーテル体は、もしかするとダークマターのような素材なのかも知れない。
ダークマターは、現物理学では通常の物質と相互作用が全くないが重力だけは働く宇宙空間の至る所に実在することはまちがいないとされている物資(質量)である。
通常の相互作用が全くないから、壁を通り抜けることができるということも辻褄が合いそうだ。
また、ある場所に固執している霊も肉体が亡くなった後のエーテル体ではないかと思う。
まさに、場所に固定されているわけだから重力が働いていることになる。
エーテル体は重力以外の何ものにも相互作用しないから、簡単に認識できないことも説明できる。
事実
ところで、昔から幽霊が見えるという特殊能力を持つ人は思った以上にいるのである。
見え方や、感じ方には差があるみたいだが霊を見ることができることは事実である。
霊を見える人は案外、他人の目を気にしてその能力を隠していることが多い。案外身の回りに霊が見える人はいるのである。
ここで、1つの疑問がある。見えるということは、何らかの信号の相互作用があるということである。
もし、霊=エーテル体と仮定すると、重力以外相互作用のないエーテル体をどうやって認識するのだろうか?
この疑問の答えは出ないが、少なくともエーテル体はダークマターとは違うということになりそうだ。
物質ではあるが、何か未知なる相互作用があるもの・・・
幽体離脱において離脱しているエーテル体の正体を推測するのはこれ以上は不可能だ・・・
仮説
もし、幽体離脱するエーテル体(=物質?)が物理的に解明されたら、あの世とこの世間での通信が理論的に可能になるだろう。
また、人の死という定義も見直されるかも知れない。
現代は、霊科学の暗黒時代なのだ。霊やエーテル体の物性が分からない限り、世界中のスピリチュアラーの勝手な想像が氾濫することはなくならないだろう。
本記事のように(笑)
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