概要
ひと昔前(現在もくすぶっているが)アポロ計画では人類は月に行っていないのではないか?という都市伝説が話題になり大変流行った。
今さら言うまでもないが、アポロ11号、12号、14号から17号まで人間が実際に月に行っている。
本記事は、すでに疑惑が解明されている同じ解説をするものではない。
なぜ、そのような疑惑が流行ったのか?
また、実際にアポロ計画で隠されているものな何なのかを推理してみたい。
現状
当時、人類は月に行っていない!という都市伝説が流行った時期には本当かも知れない風潮が漂っていたが、現在はほぼ相手にされていない。
実際に、月の探査衛星(かぐや)などにより実際のアポロ着陸地点の写真が撮られ動かぬ証拠が出てきたし、当初から実際にレーザー反射鏡が置かれたからこそ、月までの距離をレーザー測定できていたわけなので、その筋の科学者は最初から疑っていなかったのだ。
それにしても、当時は単純ですぐに理由がわかってしまう疑惑(旗がはためく、影の方向が異なる、星が映っていないなど)をまじめに怪しいと公表していた人が沢山いた。本も沢山出版された。
それほど、人は単純にだまされてしまうということだ。(スピと同じだ(笑))
事実
しかし、全てがウソではない。
以下は本当のことである。
- 公開できない情報は宇宙飛行士が暗号を使って会話をする
- 宇宙飛行士は月面での経験のうち公表できないものがある
- 月面の写真を加工して公開している(月に限らず火星の写真も同様だが)
未知の世界である月面上で予想外や説明がつかない現象や発見があるのはむしろ当たり前である。
その際に暗号で会話することもこれまた常識だ。
だから、隠蔽される情報はどんなものにもあるのは当然なのだ(火星の地表の写真も同じだ)
なお、2001年宇宙の旅という映画でも有名な映画監督(スタンキューブリック)がNASAから依頼されて月面セットを作成したと言う説は未だに真偽は謎のままだ。
隠蔽時のバックアップとして本当に用意していたとも考えられる(実際に使用してはいないと思うが)
こうした、事実と子供だましの疑惑が混然となってこれはおもしろいネタだということで都市伝説として騒がれたというのが実態である。
仮説
宇宙飛行士が実際に体験したもので口止めされているものがあることは間違いない。
もちろん、それが宇宙人や宇宙船または何らかの基地施設という短絡的なことではなく、正体不明の体験は多くしているようだ。
つまりそのままそれを公開してしまえば、何ら説明ができないまま無駄に世間を騒がせることになるため秘匿するのは当然といえる。
UFO研究家などは、隠蔽は全て悪いことだと決めつける傾向があるが、別にUFOやアポロ計画に限らずすべての物事には隠蔽される部分があるのは当然であり悪ではない。
ただ、アームストロング船長が晴れ舞台の記者会見でやけに暗い受け答えをしていたシーンは印象的だった。
何かを隠していることの後ろめたさがにじみ出ていたとも邪推してしまった・・・
結論は、実際に人類は月に行った。しかしその全ての体験を公開している(できる)ものではないということだ。
コメント