健康食品の氾濫について

概要

テレビショッピングやネット販売・広告で今やメインとなっている健康食品。

もちろん、スピリチュアルではないが、健康になるという標榜をかかげ、顧客を集客するビジネスモデルはスピと同じだ。

健康食品を試すことは個人の自由だが、やや行き過ぎの感があるので記事にする。

現状

これを飲めば、日々元気ない身体や心が元気になる!という健康食品が如何に多いことか。

その原型はサプリメント(栄養素を薬で補う)にあると思うが、通常のビタミンやミネラルではなく、昔から体にいいと言われている食品の栄養素を凝縮したサプリが今の流行だ。

例えば、黒酢、にんにく、シジミ、ごま、魚系(DHA等)などだ。

それにしても、宣伝している商品を真面目に全部買うとサプリだけでお腹が一杯になるだろう。

事実

どの商品も、元気になったというインタビューが紹介されるが基本的にウソである。

ある特定の栄養素をサプリで取得しても健康には何ら変化はないだろう。

なぜなら、普段食事で取得している栄養素の方がトータルすると量的に凌駕しているからである。

効果があるとすれば、プラシーボ効果が主な原因だろう。

仮説

このように健康食品の宣伝を日常的に接していると、いつの間にか洗脳されるというよい例だ。

普通の食事と運動をしていれば何ら問題がないのに、自分は何かの栄養素が不足していると思い込まされるのである。

誰でも毎日、元気ハツラツということはない。特に年齢を重ねていく毎に誰でも若い頃に比べれば身体の調子はどこか悪くなっていくのである。

特にTVのテレフォンショッピングはうまく作られているのでその気になってしまいやすい。

ただし、健康食品が特に悪いわけではないので判断は自由だ。

だが、スピも健康食品と同じ手法で私たちにアプローチしているのだと思えば安易にスピにハマるカラクリがわかり易いかも知れないと思い、記事にしてみた。

とにかく、普通の食事と適度な運動さえしていれば健康は心配ないので、あまり栄養素を気にする必要はないと思う。

(参考)

実際に私も運動不足でサプリメントを色々試したが効果はゼロだった。

そのかわり、少し運動するようにしただけで身体は元気になっていった。

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