蛇と人類

概要

数多(あまた)の生き物が地球上に生息しているが、その中でも蛇は人類と特別な関係があるようだ。

最も有名なものは、旧約聖書の創世記に出てくるイブをそそのかす蛇(悪魔らしい)だろう。

ここでは蛇は悪役だ。

一方、日本の神社では蛇を祭っているところが多い。

しめ縄ももともとは蛇が絡んだ姿がもとになっているという。

また、世界ではWHOの憲章には蛇がデザインされているように医学系のシンボルには蛇が多用されている(これはギリシャ神話から来ているといわれている)

このように、人類は昔から蛇とは特別の関係であり、長い付き合いがあるようである。

現状

蛇は悪役でもあり、人類を助ける良い役でもありうる。

現代では、蛇が人類の見方なのか敵なのかはもはや意味のないことになっている。

それにしても、日本だけでなく世界中で蛇が人類の歴史とともに特別な関係を築いてきた事実は注目すべき点だ。

普通に推測すれば、蛇なる何者かが、太古に人類に影響を与えてきたと考えてしまう。

そう、人類を支配するエイリアン説としての蛇である。

とはいっても、太古のエイリアンが蛇の形状をしていたわけではないだろう。

おそらく、蛇のような頭を持っていたのかも知れない。あるいは長い尻尾を持っていたとか。

あと、些細なことかも知れないが、人は共通して蛇を見ると大なり小なり動揺する。ドキッとするわけである。

これは、ある種人類の共通の反応として不思議な現象だと思う。

あきらかに、ヒトは蛇に対して特別の感情をもっているというか、埋め込まれているといおうか。

事実

日本でも白蛇は蛇の中でも特別な扱いにされている。

いわゆる、霊力を持つ神聖な生き物としてである。

しかし、人々は基本的に蛇を見て縁起がいいとか、気持ちがいいとは思わない。

むしろ逆の印象を受けるのも事実だ。

このように、人の心理上でも、蛇は良きものと悪しきものという両面をもっている。

それが、そのまま世界宗教や、神話に反映されてきたのかも知れない。

仮説

人類と蛇の関係を仮説として唱えるのは、私にとっては難題すぎた。情報も無さすぎる。

そこで、お得意の空想とやらで締めくくってみる(ごめん)

現実的な地味な説としては、個人的には単純に蛇の手足がなく胴体だけの形状がその特徴ではないかと思う。

地球上の頭を持つ生物の多くは必ず手足を持っている。魚も手足はないがヒレがある。

蛇はそれに比べ頭と胴体はもっているが手足がないため蛇は太古から人の目を引く生き物となり、特別な生き物とならざるを得なかったのではないか。

あるときは、魔物のように見え、あるときは神聖な生き物のように見えてしまう。

その強烈な印象が長い人類の歴史の中で変形しながら受け継がれてきたのかも知れない。

次は、太古のエイリアンが蛇に似ていたというものだ。

これこそ、根拠のない都市伝説といわれても仕方ないのでここでとどめておく(笑)

 

最後に乙突ではあるが、スピで大蛇や白蛇を祭っているようなものは近づかない方がいいだろう。

どう見ても神聖なものとは思えないからだ。

同じく、身の回りの神社が何を祭っているのかよく見定めることをお勧めする。

というか、神社、仏閣は別の意味でもよいところではないので避けた方がよい。

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